アメリカから覚醒剤を密輸したとしてカナダ人の男が逮捕されました。男は民泊に使われている東京都内のマンションの部屋で覚醒剤を受け取っていて、警視庁が詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのはカナダ人のワン・キンチェン容疑者(25)です。

警視庁によりますとことし1月、アメリカから航空貨物で覚醒剤を密輸した疑いが持たれています。

覚醒剤は健康食品を装った袋に入れられていて、ワン容疑者が泊まっていた品川区の民泊用のマンションの部屋に配送されていました。

ワン容疑者は、別の民泊用のマンションの部屋を使っておよそ2キロの覚醒剤を密輸したなどとしてすでに逮捕・起訴されています。

密輸に使われた部屋はいずれもインターネットで予約でき、管理人と対面せずに入室できるということで、警視庁が事件の詳しいいきさつを調べています。

警視庁によりますと、調べに対し容疑を否認しているということです。

5月11日 11時51分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180511/k10011434771000.html