新潟市の小学2年生が殺害されJRの線路に遺体が置かれた事件で、現場周辺では遺体が見つかるまでの数時間に、不審な動きをする白い車が複数、目撃されていたことが新たにわかりました。警察では関連を慎重に調べています。

 この事件は今月7日、新潟市西区のJR越後線で小学2年生の大桃珠生さん(7)が遺体で見つかったものです。

 捜査関係者などによりますと、現場周辺では遺体が発見されるまでの数時間に、不審な動きをする白い車が複数、目撃されていたことが新たにわかりました。

 「普段見かけないような不審な白い車は見ました。あ、見たことない(車だ)なと・・・」(白い車を目撃した人)

 白い車はワンボックスタイプの乗用車で、現場近くの人通りの少ない住宅街に1時間近く止まっていて、30代位の男が1人で乗っていたということです。

 大桃さんは、学校から自宅に帰る途中、友達と別れた後、何者かに連れ去られたとみられていて、警察は事件との関連を慎重に調べています。

 11日夜には大桃さんの通夜がしめやかに営まれ、参列した親族らが突然の死を悼みました。(12日11:25)