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5月12日 18時51分
新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま行方がわからなくなっている親子について、警察などは、人が立ち入るのが難しい2つの沢を集中的に捜しましたが、今も見つかっていません。13日も行方を捜すことにしています。
新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん(37)と、長男で小学1年生の空くん(6)は、今月5日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま戻らず、行方がわからなくなっています。

警察や消防などは、人が立ち入るのが難しく、これまで主に上空から捜してきた場所のうち、12日は、「物音がした」という情報があった沢と、下山するときに迷い込むおそれがある沢を集中的に捜しました。

しかし、手がかりは得られなかったということで、午後6時にいったん中断しました。

一方、警察は2人が山に入る直前に訪れたコンビニの防犯カメラに写っていた写真を12日、周辺の7つの登山口の掲示板に張り出し、情報の提供を呼びかけました。

阿賀野警察署の穴沢隆次長は「親子を無事に発見できるよう全力で当たっているので、何か情報があれば警察に連絡してほしい」と話していました。

警察などは13日も親子の行方を捜すことにしています。

親子の写真を掲載したチラシには

12日、登山口に張り出されたチラシには、渋谷さん親子が山に入る前に立ち寄ったコンビニの防犯カメラにうつっていた写真が掲載されています。

右側には、白い帽子をかぶり、白の長袖のシャツと青っぽいズボンをはいた空くん(6)が、うつっています。身長は1メートル30センチほどです。

左側には、身長が1メートル80センチほどで、上下黒っぽい服を着た父親の渋谷さんがうつっています。

チラシには「5月5日に入山した親子2人がいまだに見つかっていません。2人を見かけた方、登山中、何か気付かれたことがありましたら、ささいな情報でも構いませんのでご連絡をお願いします」と記されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/K10011436431_1805121859_1805121905_01_02.jpg