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5月13日 4時30分
12日、群馬県高崎市のマンションの敷地内で77歳の男性が死亡しているのが見つかりました。男性の自宅では77歳の妻が死亡していて、遺書と見られるメモが見つかったことなどから、警察は無理心中の可能性もあるとみて調べています。

12日午前10時半ごろ、高崎市昭和町のマンションで、「ドスンという音がした」という住人の通報を受けて消防が駆けつけたところ、近くの柳川町に住む今井稔さん(77)がマンションの敷地内で死亡しているのが見つかりました。

その後、警察が今井さんの自宅を訪ねたところ、妻の君江さん(77)がリビングの床の上であおむけの状態で死亡しているのが見つかりました。警察によりますと、君江さんは両手を腹部に置き、布がかかった状態で見つかっていて、頭部には皮下出血が見られているということです。

今井さんはことし3月、警察署に「妻の介護で悩んでいる」などと相談しており、自宅からは遺書と見られるメモが見つかったということです。警察は介護疲れによる無理心中の可能性もあるとみて調べています。