埼玉県教育委員会は14日、昨年自殺した県立高校2年の女子生徒に対し、ツイッター上でいじめがあったとする第三者調査審議会(会長・佐世芳弁護士)の報告書を公表した。

 ただ、いじめと自殺との因果関係に関しては「直接的に自殺を引き起こす行為とまでは言えないが、いじめで自殺を考える精神状態に至った」とするにとどめた。

 報告書では、女子生徒が数人しか見られないようにしていたインターネット上の書き込みを、当時交際していた男子生徒の妹が昨年3月、ツイッターに書き込んだことなどをいじめと認定した。

https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/189376