http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084527581.html

05月15日 19時04分
去年12月、本巣市で自家用車で信号無視をした後、別の場所で衝突事故を起こして2人にけがをさせたとして、過失運転傷害の罪に問われている警察官の初公判が開かれ、警察官は起訴された内容を認めました。検察は、「地域社会に与えた影響は大きい」として、禁錮5か月を求刑しました。

県警の自動車警ら隊に所属していた犬飼嶺被告(36)は、去年12月、本巣市の交差点で、自家用車で信号無視をして、それを見つけたパトカーから逃げた後、別の交差点で軽乗用車と衝突し、乗っていた2人に軽いけがをさせたとして、過失運転傷害の罪に問われています。

15日、岐阜地方裁判所で開かれた初公判で、犬飼被告は起訴された内容を認めた上で、「被害者や県民に申し訳なく思っている」と述べました。

その後、検察は「県民の模範であるべき立場にありながら、違反を犯して市民を巻き込む事故を起こしたことが地域社会に与えた影響は大きい」として、禁錮5か月を求刑しました。
これに対して、弁護側は「被告は深く反省し被害者に謝罪している」として罰金刑を求めました。

判決は6月1日に言い渡される予定です。