http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20180518/8030000988.html

05月18日 06時00分
毒グモの一種、セアカゴケグモが、善通寺市にある陸上自衛隊の駐屯地で合わせて3匹見つかり、県は見つけても素手で触らないよう注意を呼びかけています。

県によりますと、17日午後0時半ごろ、善通寺市南町にある陸上自衛隊善通寺駐屯地の屋外にある水道の蛇口付近で、自衛隊の隊員がセアカゴケグモに似た1匹のクモを見つけたということです。

県が駐屯地から送られてきた写真を確認したところ、セアカゴケグモと断定しました。

その後隊員が駐屯地の敷地内を調べたところ、ほかにも5匹のクモが見つかり、隊員によってすべて駆除されました。

「セアカゴケグモ」はオーストラリア原産の特定外来生物で、このうち強い毒を持っているのはメスで、体長は7ミリから10ミリ、背中と腹の部分にある赤い模様が特徴です。

かまれると刺されたような痛みや吐き気などを感じることがあり、小さい子どもやお年寄りは重症化するおそれがあるということです。

県によりますと、「セアカゴケグモ」が見つかったのは、ことしに入ってから初めてだということです。

県は「見つけた場合は絶対に素手で触らず、通報してほしい」と話しています。