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 兵庫県尼崎市の市立中学2年の女子生徒(当時13歳)が昨年12月、「学校がしんどいです」などのメモを残して自殺し、同市教委は18日、原因究明の第三者委員会を設置すると発表した。

 生徒は昨年11月に学校が行ったアンケートで、同級生から嫌なことを命令されるなどすることが「時々ある」と回答していたが、学校側はいじめがあると考えていなかった。

 市教委などによると、生徒は昨年12月20日、自室で首をつった状態で見つかった。A4判の紙に赤ペンで「学校がしんどいです。もう無理です。たえれませんでした」と書かれたメモが残されていた。

 昨年11月、学校が定期的に全校生徒を対象に行っているアンケートで、「同級生から嫌なことを命令されたり、暴力を振るわれたりすることがありますか」と尋ねる項目に、この生徒は「時々ある」と回答。担任が面談すると、「大丈夫」との趣旨の発言をしたといい、学校はいじめがあったと判断しなかったという。