「父子手帖」で育休取得促進を さいたま
5月19日 8時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180519/k10011444411000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

さいたま市は、共働き家庭が増える中、父親の育児休暇の積極的な取得などを呼びかける新たな「父子手帖」を作りました。
共働き家庭が増加する中、国の調査では育児休業制度を利用した男性は3%程度にとどまっています。

こうした中、さいたま市は父親の積極的な育休取得を促そうと、これまで作っていた「父子手帖」に、育休を取得した父親たちの声などを新たに加えました。

職場の理解を得るために上司や同僚に事前に相談したり、休んでいる間スムーズに仕事が回るようにマニュアルを作ったりして工夫をしたことや、育休を取得したことで子どもを、よりかわいいと思えるようになったなどという体験談が掲載されています。

さらに子どもが小学校入学前までは1年に5日間の看護休暇を、また、3歳未満の子どもを育てている場合は短時間勤務制度などを父親も利用できることが紹介されています。

さいたま市子育て支援政策課の小林由和主任は、「パートナーの育児負担の軽減につなげるためにも、手帳を参考にしながらコミュニケーションを取って楽しく育児に参加してほしい」と話していました。

この手帳はさいたま市のホームページからダウンロードすることができます。