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5月19日 16時27分
福井県の越前警察署の30代の男性警部補が、好意を持っていた女性署員の靴のにおいを嗅ぐ目的で事務室に忍び込んだとして書類送検され、依願退職しました。

越前警察署の30代の男性警部補は、ことし2月の深夜、当直の勤務中に署内の事務室に忍び込んだとして、建造物侵入の疑いが持たれています。

警察によりますと、マスターキーを使って侵入し、好意を持っていた女性署員の靴のにおいを嗅いだり、持ち物を触ったりしていたということです。

別の署員が防犯のために設置したビデオカメラの映像に映っていたため、任意で事情を聴いたところ侵入したことを認め、「反省している」と話したということです。

警察は書類送検するとともに本部長訓戒とし、警部補は18日付けで依願退職しました。

福井県警察本部監察課は「靴のにおいを嗅ぐ行為自体は違法ではないが、警察官として不適切だ」とコメントしています。