http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20180519/8010001939.html
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05月19日 10時27分
名古屋市の動物園から今週、高知市の桂浜水族館にやってきたメスのアシカ・「エル」が、これまでと違う飼育環境やエサに慣れるための練習を続けています。

来月で2歳になるメスのアシカ「エル」は、今月14日、名古屋市の東山動植物園から、若いメスを待ち望んでいた桂浜水族館にやってきました。

まだ来て間もないエルは、エサの魚がこれまでと違うため食べる量が少なくなっているということで、18日も飼育員がそばについてじっくりと様子を観察しました。

飼育員によりますと、エルは顔がかわいらしく人懐っこい性格だということで、時折水面から顔を出して周りを見渡したり、プールサイドに上がったりして新しい環境を感じ取っている様子でした。

桂浜水族館で5頭目のアシカとなるエルは、来館者から見える別のプールで飼育されるということで、水族館は「エル」の成長をSNSなどでも発信していきたいとしています。

飼育員の丸野貴也さんは「これからどんどん大きくなるので、今が小柄なアシカを見られる貴重な機会です。ゆっくり育てていきたいです」と話していました。

エルは今後、来館者と直接触れあったり、ボールなどを使ったショーに挑戦したりするということです。