http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180520/4715251.html

05月20日 07時12分
大阪・熊取町で小学4年生の吉川友梨さんが下校途中に行方不明になった事件は、20日で発生から15年になります。

警察は現場付近で目撃された不審な白い車と同型の車を初めて公開するとともに、大阪市内でチラシを配って情報提供を呼びかけることにしています。
大阪・熊取町の吉川友梨さんは、小学4年生だった平成15年5月20日、下校途中に行方が分からなくなりました。

警察は誘拐事件として、のべ8万5,000人を動員して捜査を続けていますが、未解決のままきょうで15年となりました。
これまでの捜査では現場付近に止まっていた不審な白い車の中に、友梨さんとみられる小学生くらいの女の子と男が乗っているのが目撃されていたことが分かっています。
運転席に男、助手席に女の子が座り、警察はこの車で連れ去られた疑いが強まったとして、ことし初めて同じ型の車を公開しました。

車種は平成3年まで販売されていたトヨタの「130系クラウン」で、角張ったデザインが特徴です。
警察は目撃証言をもとに科学捜査の手法を使って男と特徴の似た人物を数千人以上リストアップして絞り込みを進めるとともに、不審なクラウンについても大阪市内でチラシを配って情報提供を呼びかけることにしています。
この事件では有力な情報の提供者に最高で300万円の懸賞金が支払われることになっていて、情報は泉佐野警察署の捜査本部、電話番号(リンク先に電話番号あり)