兵庫県警三木署は21日、三木市内の自営業女性(76)が宝くじの当せん金名目で現金500万円をだまし取られたと発表した。同署が詐欺事件として調べている。

 同署によると、女性は開運ブレスレットを購入しようと4月19日、自宅に届いたダイレクトメールに記載された連絡先に電話した。その際、海外の数字選択式宝くじを薦められ、5月3日に男から「当せんしたので仲介業者から名義変更が必要」と言われ、計200万円を振り込んだ。

 さらに「追加で払えば当せん金のうち3億円がもらえる」と連絡を受け、11日、市内で30歳ぐらいのスーツ姿の男に300万円を手渡した。その後も追加の請求があったため不審に思い、市に相談して発覚した。

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