◆男児が「今晩泊めてください」「僕のこと分からないの?」と姿消す 新潟「座敷わらし騒動」の結末は…

新潟県湯沢町の民家で18日夜、男児が「泊めてほしい」と訪れ、断られると姿を消す出来事があった。
南魚沼署は行方不明事案として情報提供を呼びかけ、ネット上では「座敷わらしでは?」などと話題になったが、真相は「家出」だった。

南魚沼署によると、18日午後7時ごろ、湯沢町の民家を小学校低学年くらいのTシャツと半ズボン姿の男児が訪れ、「今晩泊めてください。何でもお手伝いします」と話した。
家人の70代夫婦が断ると、「僕のこと分からないの?」と言って自転車で立ち去った。
夫婦の息子が交番に通報。同署は翌19日午前に報道発表を行い、情報提供を呼びかけた。

ネット上では「早く見つかってほしい」という声とともに、「ホラーみたい」などと怪談話のように捉える投稿も相次いだ。
同日午後になって、近くに住む男児だと分かった。

同署によると、男児は親に叱られて家出を計画し、家人の顔を知っていた民家に行ったという。
その後、帰宅していた。

女児殺害事件の衝撃が冷めやらぬ中での「行方不明」騒ぎ。
南魚沼署の担当者は「結果的に何もなくて良かった」と胸をなで下ろしている。

産経ニュース 2018.5.22 17:32
http://www.sankei.com/life/news/180522/lif1805220026-n1.html