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5月22日 21時35分
大手機械メーカーの川崎重工業は、製造した新幹線の台車に亀裂が見つかった問題を受けて、車両部門の責任者だった常務を退任させる人事を発表しました。

去年、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題では、車両を製造した川崎重工が、台車の鋼材を本来よりも薄く削るなど製造に不備があったことが明らかになっています。

この問題を受けて、川崎重工は車両部門の責任者だった小河原誠常務を22日付けで退任させる人事を発表しました。これについて、川崎重工は「再発防止策の検討などを推進するため、経営体制を変更することにした」とコメントしていますが、事実上、問題の責任を取ったものと見られます。