http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20180522/8020001874.html

05月22日 11時47分
らっきょうの産地、徳島県鳴門市で「玉らっきょう」と呼ばれる小粒のらっきょうの収穫が盛んに行われています。

鳴門市土佐泊浦の大毛島地区では、およそ60軒の農家が海に近い砂地の畑で「玉らっきょう」を年間およそ300トン生産しています。

今月下旬から収穫のピークを迎え、このうち農家の吉成豊文さんの畑でも夫婦で収穫作業に追われています。

吉成さんは、らっきょうを1株ずつ畑から引き抜いて束にまとめていきます。
1つの株には直径2センチから3センチほどの実が20粒ほどなっていて、このあと作業用の倉庫で葉や根を取り除きます。
そして、らっきょうを専用の機械に入れて砂を洗い流したうえで出荷用に袋詰めします。

吉成さんによりますと、ことしも例年どおり歯ごたえのよいらっきょうができているということです。

吉成さんは「老若男女を問わず大毛島の『玉らっきょう』をぜひ多くの人に食べてもらいたい」と話していました。

「玉らっきょう」の収穫のピークは来月中旬ごろまで続き、徳島県内や大阪を中心とした京阪神地域に出荷されるということです。