“日大はガバナンス強化し対応を” 文科相が要請
5月25日 12時55分アメフト危険行為
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180525/k10011452051000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

日本大学アメリカンフットボール部の選手が関西学院大学の選手にけがを負わせた問題で、前の監督らとこの選手の認識に食い違いがあることを踏まえ、林文部科学大臣は日大に対し、ガバナンスを強化して問題の対応に当たるよう要請しました。
今月6日に行われた日大と関西学院大学の定期戦で、日大の選手が無防備な状態だった相手選手に後ろからタックルする重大な反則行為をして全治3週間のけがを負わせました。

この問題で、日大の選手が内田正人前監督と井上奨前コーチから反則行為を指示されたと明かしたのに対して、内田前監督らは反則行為の指示を否定し、両者の認識には食い違いがあります。

これについて林文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、24日夜にスポーツ庁と文部科学省の担当者が、日大の常務理事から学内の調査結果の内容などを聞き取ったことを説明しました。

そのうえで「法人として適切なガバナンスを発揮する観点から、理事会において責任を持って対応する必要があることを伝えた」と述べ、文部科学省の担当者を通じて日本大学に対し、ガバナンスを強化して問題の対応に当たるよう要請したことを明らかにしました。