◆花しょうぶまつり、初夏彩る 玉名市で開幕

玉名市の初夏の風物詩「花しょうぶまつり」が25日、高瀬裏川水際緑地一帯で始まった。
例年より1週間ほど早く開花が進み、見頃を迎えた紫や白の優美な花が水辺を彩っている。
6月9日まで。

親水公園として整備されている高瀬裏川には、約700メートルにわたって1万株以上のハナショウブがある。
期間中は日没後も午後10時までライトアップされ、古い石垣や石橋と幽玄な雰囲気を醸し出す。

初日は、すげ笠[かさ]にかすり着姿の女子高校生ら4人が、しぼんだ花を取り除く「花摘み」を実演。
多くのカメラマンが盛んにシャッターを切っていた。

地元の住民や商店会などでつくる「高瀬裏川筋を愛する会」の主催。
6月2日はコンサートや商店街の歩行者天国、グルメ市などのメイン行事がある。

写真:たくさんのハナショウブに囲まれ、花を手入れする花摘み娘たち=玉名市
https://i.imgur.com/fcVJV5y.png

熊本日日新聞 2018/5/25 20:00
https://this.kiji.is/372700840596702305?c=92619697908483575