近い将来に火星に移住する計画は全て、移住者から2つの大きな犠牲を求める。
移住集団が生き残るために必要な場合、生殖活動と出産を完全に放棄する必要がある。
論文は科学誌『Futures』に掲載された。

火星で地球外生命体に最適な場所が見つかる
火星移住者第1号の最大の「敵」は放射線になる。コロニー自体は放射線から守られる可能性があるが、
放射線は資源採取や火星調査、ほぼ全ての活動を行う妨げになる。
特に放射線と地球の約3分の1という火星の重力は、妊娠して免疫力が低下している女性に影響を及ぼす。
この危険な組合せは子どもの発育障害を引き起こすと同時に母親がガンを発症したり、
感染症で死亡する確率が高まる可能性がある。

さらに、火星コロニーの行政府はどれだけ健康な子孫を残せるかを
遺伝子検査で強制的に調べるシステムを作る可能性もある。
「移住集団」が特に好ましくない遺伝子変異を持つ人に対して生殖活動と出産を完全に禁止する可能性もある。

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