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遺体遺棄事件 53歳女を逮捕 遺体と数か月間車中で生活か
2018年6月7日 1時41分

東京 北区の駐車場に止まっていた車の助手席から5日夜、男性の遺体が見つかった事件で、車の持ち主の53歳の女が、死体遺棄の疑いで逮捕されました。遺体を乗せた車の中で、数か月生活していたとみられ、警視庁が調べています。調べに対して、容疑を否認しているということです。

5日午後8時半ごろ、東京 北区赤羽北のコインパーキングに止められていた軽乗用車の助手席から、男性の遺体が見つかりました。遺体は、死後数か月がたっていて、目立った外傷は無く毛布が掛けられていたということです。

警視庁が、車の持ち主のパート従業員、渡邊喜美枝容疑者(53)に事情を聴いたところ、「男性は、かなり前に亡くなった」と話したことなどから死体遺棄の疑いで逮捕しました。

警視庁によりますと、逮捕後の調べに対しては「遺体を放置していない」などと容疑を否認しているということです。

これまでの調べで、渡邊容疑者は、遺体を乗せたまま車の中で生活していたとみられ、警視庁は、男性の身元の確認を進めるとともに詳しいいきさつを調べます。