https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180606/0000576.html

工事業者装い現金盗む被害相次ぐ
06月06日 20時49分

5日、石狩市の住宅に電気工事などを装った男が訪問し作業をしているすきに別の何者かが家に侵入し、現金を盗み出す事件がありました。

札幌市や周辺では点検業者などを装った同様の手口による事件が相次いでいることから警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、5日昼前、石狩市花川の1人暮らしの70代の男性の自宅に土木業者を名乗る男が訪れ「来週、道路工事をする。後で電気業者がくる」と伝えました。
そのおよそ10分後、電気業者を名乗る男が点検と称して自宅に上がり、男性の立ち会いのもと2階で作業して帰りましたが、6日になって男性の財布から現金およそ11万円がなくなっているのに気づいたということです。

警察は、2階で作業をしているすきに仲間とみられる人物が1階に侵入して現金を盗んだ疑いがあるとして捜査しています。
警察によりますと、訪問した2人は年齢が30代から40代でこのうち工事関係者を装った男は、身長が1メートル70センチくらい、紺の半袖シャツに黒色のズボンを着用し、電気業者を装った男は、細身の体型で、黒色のケースを持っていたということです。

札幌市やその周辺では、点検業者などを装って自宅に上がりこみ、現金などが盗まれる被害が去年1月から22件相次ぎ、被害総額がおよそ1000万円に上っているということで警察が注意を呼びかけています。