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台風5号 あさって〜週明け 大東島地方などに接近も
2018年6月9日 1時13分

フィリピンの東の海上にある大型の台風5号は、10日から週明けの月曜日にかけて、沖縄県の大東島地方や東京の伊豆諸島、小笠原諸島に接近するおそれがあり、高波に警戒が必要です。また台風から湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる影響で、東日本の太平洋側を中心に大雨になるおそれがあり、気象庁は最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、大型の台風5号は午後3時にはフィリピンの東の海上を1時間に20キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の南東側750キロ以内と北西側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風はこのあと北東に進路を変え、暴風域を伴い日曜日には沖縄県の大東島地方に、その後、週明けの11日、月曜日には東京の伊豆諸島や小笠原諸島に接近するおそれがあります。

大東島地方や伊豆諸島、小笠原諸島では次第にうねりを伴って波が高くなり風も強まる見込みで、気象庁は高波に警戒するとともに強風などにも注意するよう呼びかけています。

また台風から暖かく湿った空気が流れ込み前線の活動が活発になるため、10日から11日にかけて東日本の太平洋側を中心に大雨になるおそれがあります。

気象庁は最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。