【ニューヨーク=中山修志】米フェイスブックは12日、消費者の評価が著しく低い広告主を排除する仕組みを採り入れると発表した。フェイスブックの広告を通じて買った商品の不満を消費者から吸い上げ、問題が多い広告主に改善を求める。改善されなければ広告掲載を取りやめる。

フェイスブックがネット通販の利用者に行った聞き取り調査では、「商品の遅配」「広告内容と異なる商品」の2つへの不満が最も多かった。

同社はこうした問題を消費者から通知してもらい、低評価が多い広告主に警告する。評価が低い業者の広告を段階的に減らし、その後も改善されなければ広告を禁止する。消費者サービスの向上につなげる。

2018年6月13日 4:44
日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO31695500T10C18A6000000?s=1