2018.6.14 16:29
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180614/afr1806140029-s1.html

 岩手県警宮古署は14日、宮古市田老の漁業、山本源一郎さん(66)が自宅敷地内の小屋で飼っていたハト計約30羽の行方が分からなくなり、熊に食べられた可能性が高いと発表した。

 署によると、山本さんは13日午後9時ごろ、飼い犬がほえたため、家の外の様子を確認。小屋付近に体長約1・5メートルの熊がいるのを目撃した。

 熊が立ち去った後、小屋に近づくと、小屋の網に縦30センチ、横40センチほどの穴が開き、ハトの数が減り、羽根が散乱していた。14日朝に数えたところ、約80羽いたハトが約50羽に減っていた。

 山本さんは8日にも小屋が荒らされる被害に遭ったと話しており、署は、2回にわたって熊に襲われたとみている。