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看護師遺棄事件 “JR浜松駅で合流し連れ去りを検討”
2018年6月16日 0時36分

浜松市で29歳の看護師が連れ去られ、静岡県藤枝市の山で遺体が見つかった事件で、監禁の疑いで逮捕された男らが「事件の当日、JR浜松駅で合流し、女性の連れ去りを検討した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかりました。

先月26日の午後6時ごろ、浜松市のスポーツジムの駐車場で、市内に住む看護師の内山茉由子さん(29)が2人の男に車ごと連れ去られ、2週間後の今月9日、藤枝市瀬戸ノ谷の山で、土に埋められた遺体が見つかりました。

警察は、住所不定の無職、伊藤基樹容疑者(28)と名古屋市天白区の無職、鈴木充容疑者(42)を監禁の疑いで逮捕し、15日、鈴木容疑者の自宅マンションを捜索しました。

警察は、2人のほかに、連れ去りを持ちかけた男がいたとみて、行方を捜査しています。3人はインターネットの掲示板で知り合い、内山さんとは面識がなかったとみられています。

捜査関係者によりますと、逮捕された2人は、「事件の当日、JR浜松駅で3人が合流し、女性の連れ去りを検討した」という趣旨の供述をしているということです。

浜松駅周辺の防犯カメラには、3人とみられる男が写っていたということで、警察は、内山さんが連れ去られ、遺体が遺棄されるまでのいきさつを調べています。

「とてもびっくり」

逮捕された鈴木充容疑者が訪れていた名古屋市天白区の飲食店の従業員は、「とてもびっくりしています。そういうことをするような人には見えませんでした。1か月に1回程度来てくれていて、日焼けして体が大きいので印象が強いです」と話していました。

また、「鈴木容疑者が店を訪れる際は、いつも同じ女性を連れてくることが多かったです」と話していました。