2018年6月15日 23時42分

大阪 寝屋川市にある障害者支援施設で、45歳の入所者の男性を暴行して死なせたとして、15日夜、職員の男が傷害致死の疑いで警察に逮捕されました。職員は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは大阪 寝屋川市寝屋南にある障害者支援施設「隆光学園」の職員、宮城敏之容疑者(27)です。

警察の調べによりますと、宮城容疑者は今月13日の早朝、施設の3階にあるトイレで、入所者の小西隆幸さんに(45)暴行を加えて腰の骨を折るなどの大けがを負わせ、死亡させたとして、傷害致死の疑いが持たれています。

小西さんは、トイレで腰を痛めたという施設からの通報で病院に運ばれ、まもなく死亡しましたが、警察が司法解剖を行って詳しく調べたところ、外部から何らかの衝撃が加えられていたことがわかったということです。

施設内の防犯カメラには、小西さんがけがをしたとみられる時間帯に2人で一緒にトイレに入る姿が写っていたということです。

調べに対し「介護の途中で、床から立ち上がらせようとした時に背骨から音がした」などと供述し、容疑を否認しているということで、警察が詳しい状況を調べています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180615/k10011480211000.html