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2018/06/16(土) 07:08:35.40ID:CAP_USER9台風6号 沖縄 伊平屋村では50年に1度の大雨
2018年6月16日 14時05分
台風6号の影響で沖縄本島地方では断続的に激しい雨が降り、気象庁は「沖縄県の伊平屋村では50年に1度の記録的な大雨になっているところがある」という情報を発表しました。台風は16日夕方にかけて沖縄本島地方に最も接近し、その後、17日にかけて鹿児島県の奄美地方に近づき局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、台風6号は午前6時には那覇市の西140キロの海上を1時間に30キロの速さで東北東へ進んでいます。
中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の南東側390キロ以内と北西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
沖縄本島地方では発達した雨雲がかかり続けていて、沖縄本島の北側にある島の伊平屋村では、気象庁のレーダーによる解析でこの48時間に、450ミリから500ミリの雨が降ったとみられるということです。
このため気象庁は午前6時半すぎ、「伊平屋村では、50年に1度の記録的な大雨となっているところがある」という情報を発表しました。
また、午前6時までの1時間に伊是名島で45.5ミリ、本部町で44.5ミリの激しい雨を観測しました。
このほか国頭村奥では午前6時までの48時間の雨量が359ミリに達し、6月としては統計を取り始めてから最も多くなっています。
沖縄本島地方では、土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す目安となる「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
台風はこのあと北東に進み、沖縄本島地方には16日夕方にかけて、鹿児島県の奄美地方には16日夜遅くから17日昼前にかけて、最も接近する見込みです。
このため沖縄本島地方と奄美地方では、局地的に雷を伴い、非常に激しい雨が降るおそれがあり、17日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで200ミリと予想されています。
気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。
また、沖縄県と奄美地方では、台風の接近に伴って風が非常に強まり、海上は大しけとなる見込みで、気象庁は高波にも警戒するとともに、強風に注意するよう呼びかけています。