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 埼玉県の岩槻署は15日、事後強盗の疑いで、住所不定、自称建設作業員の少年(18)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は15日午後9時15分ごろ、さいたま市岩槻区東町1丁目の書店で、ゲーム機1台やゲームソフトなど計4点(計1万1280円相当)をリュックサックに入れて万引し、少年を呼び止めた男性店員(29)の左顔面を殴るなどの暴行を加えた疑い。

 同署によると、犯行を目撃した店員が店の入り口で少年を呼び止め、「リュックの中を見せてほしい」と言ったところ、少年は拒否した。店員が岩槻署に通報している間に少年は走って逃走。約150メートル離れた民家のフェンスを乗り越えようとして追い付いた店員ともみ合いになり、殴るなどしたという。少年は万引を認めたが、殴ったことは否認して「振り払っただけだ」と供述しているという。