政府が、ロシア政府から北方領土・択捉えとろふ島付近で18〜21日にミサイル発射訓練をすると通告を受け、15日に外交ルートで抗議していたことが分かった。

 日本政府関係者によると、通告は14日、海上保安庁が受け、在露日本大使館が露外務省に「我が国の立場と相いれず、遺憾だ」と抗議した。露側は「ロシア領海内の行動だ」と反論したという。海上保安庁は15日、周辺海域を航行する船舶に注意を呼びかける航行警報を出した。

 露軍は2016年、択捉島と国後くなしり島に最新鋭の地対艦ミサイルを配備しており、発射訓練ではこのミサイルが使われる可能性がある。



YOMIURIONLINE 2018年06月17日 08時43分
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