長女を殺害しようとしたとして、多摩署は18日、殺人未遂の疑いで、川崎市多摩区中野島5丁目、無職の母親(72)を逮捕した。

 逮捕容疑は、16日午後8時ごろ、自宅で同居する無職の長女(46)の頭部を鈍器のようなもので殴ったり、鼻や口を押さえたりして殺害しようとした、としている。長女は死亡した。

 署によると、長女には先天性の心臓疾患があった。調べに対し、同容疑者は容疑を認め「自分がいなくなったら障害のある娘はどうなるのか。将来を悲観していた」などと供述しているという。司法解剖の結果、長女の死因は窒息死だった。

 17日昼に、自宅近くの多摩川河川敷で同容疑者が倒れているのが見つかり、保護した市消防局の隊員に「娘を殺した」などと話したことから発覚した。同容疑者は長女と2人暮らし。

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