安倍晋三首相は、検討していた今夏のイラン訪問を断念した。複数の日本政府筋が3日、明らかにした。核合意を離脱してイランへの態度を硬化させる
トランプ米大統領に配慮せざるを得ないと判断した。イランからの原油輸入打ち切りを求める米国への対応では、日本政府が「エネルギー事情に照らして
応じ難い」(外務省幹部)と反論し、平行線をたどっている。

 イラン訪問計画を巡り日本政府は、首相が7月中旬に同国の首都テヘランを訪れ、ロウハニ大統領と会談するスケジュールを想定し、イラン側と
調整していた。

共同
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