宮内庁は6日、天皇、皇后両陛下が退位後に仮住まいする高輪皇族邸(東京都港区)の改修費用について、
想定していた約8億4000万円から5億円台に削減される見通しだと発表した。

同庁によると、プレハブの運動施設や天皇陛下が専門とされている生物学の研究施設を敷地内に建設する計画だったが、
両陛下の意向を踏まえて取りやめた。
運動と研究は皇居の既存施設を使う。

代替わり後、赤坂御用地の東宮御所の改修工事が終わると、両陛下は高輪皇族邸から東宮御所に移る予定にしている。【高島博之】


2018年7月6日 18時22分
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180707/k00/00m/040/036000c