気象庁の桜井美菜子・天気相談所長は7日午前に記者会見し、「関東甲信も8日朝まで警報級の雨に警戒が必要」と述べた上で、「現在、雨がやんだり、弱まっていたりする
ところでも再び雨が強まる恐れがある。厳重な警戒を続けてほしい」と呼びかけた。


 同庁によると、暖かく湿った空気が流れ込んで前線が活発化し、6〜7日の24時間雨量は高知県本山町602ミリ、広島県東広島市334・5ミリ、岡山県鏡野町301ミリなど
各地で観測史上最大を更新した。

 7日も全国的に断続的な大雨になるといい、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る恐れもあるという。
一方、次第に前線と低気圧が北上することから、全国的に雨は8日の夜にかけて弱まり、9日には天候が回復する見通しだ。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180707-OYT1T50040.html