>>263
【真犯人が逮捕されない理由】
菅家さんが足利事件の犯人ではなく冤罪であったことが明らかになり、釈放された後も、真犯人を追及する動きが見られなかったのは、なぜか。
「(松田真実ちゃん事件と横山ゆかりちゃん事件の)2つの事件が『同一犯』であると認めたら、いったいどうなるか。『足利事件』で正しい捜査が行われていれば、
『ゆかりちゃん事件』は起きなかった・・・ということになってしまう。再発防止どころではない。広域捜査を所管すべき警察庁のプライドはズタズタになる。
栃木県警に捜査一課長を本部長として送りこみ、何が何でも逮捕をと意気込んで、まだ完成していなかったDNA型鑑定を推進、科警研に実施させた警察庁だ。
誤認逮捕を引き起こした上、真犯人によって『横山ゆかりちゃん事件』が起こったなどとは絶対に認めたくないだろう。それでも国会で追及され、5件の同一犯説を無視できなくなった警察庁はどうしたか。
次は『時効』(を持ち出したの)である。あくまで捜査を行おうとしない」。「(足利事件と飯塚事件の)2つの事件の真犯人のDNAさえ封印すれば、鑑定の闇は永久に閉ざすことができる。
これこそが、捜査当局が何としても葬りたい真実だったのではないか」。

「この事件が葬られる当然の理由があったのだ。(MCT118法によるDNA型の)『18-24』である『ルパン』を逮捕してしまえば、科警研の誤判定が確定する。
それは、死刑が執行された『飯塚事件』にも重大な影響を与えることになるだろう。そんな『爆弾』を抱えこんでまで『ルパン』を逮捕しようと決断する人間が、霞ヶ関にいなかったのだ。
かくして、『北関東連続幼女誘拐殺人事件』は『爆弾』と共に葬られようとしている」。