死刑が執行されたオウム真理教の松本智津夫元代表(63)の妻らが7日、東京拘置所に安置されている遺体の引き渡しを求めて、上川陽子法相と同拘置所長あての要求書を提出した。一審で、松本元代表の主任弁護人を務めた安田好弘弁護士が明らかにした。

 要求書は妻のほか、6人の子どものうち長女と四女を除いた4人の連名という。6日に死刑が執行された松本元代表の遺体について「極秘の安置所に安置し、葬儀などの儀式はせずに弔い、遺骨は金庫に厳重に保管管理する」としている。また、拘置所側の担当者が「松本元代表が他の人を遺体の引き取り人に指定した」と説明しているとしたうえで、「精神状態からすればあり得ないと考えている」と反論している。

 死刑囚の遺体の引き取り先は、死刑囚本人の意向などを踏まえて決められる。公安当局や警察当局は松本元死刑囚の遺体が、教団から派生・分裂した団体の信徒にとって、信仰対象になることを警戒している。

朝日新聞
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