海自呉基地で輸送艦の入浴施設など開放
2018年7月8日 17時48分

広島県呉市では、大雨による断水のため自宅の風呂を利用できない人たちに、自衛隊の輸送艦の入浴施設などが開放されています。

広島県江田島市の全域と、呉市のほぼ全域では、豪雨の影響で断水が続いています。

海上自衛隊呉基地では、輸送艦の入浴施設や災害用の仮設の風呂を、8日午後から一般に開放しました。

利用した人たちは、体を洗ったり湯船につかったりして疲れを癒やしていました。

また、基地から遠い江田島市の住民には、飛猿瀬地区からLCACという揚陸艇を出して送り迎えし、入浴施設を利用してもらっています。

江田島市から来た50歳の男性は「とても気持ちよくて、疲れがとれました。きのうときょう断水していたので、本当にありがたいです」と話していました。

海上自衛隊呉地方総監部の池太郎総監は「入浴施設だけでなく海上自衛隊としてできることを考え実行に移したい」と話していました。

入浴施設は、9日以降も午前10時から午後7時まで解放されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180708/k10011523361000.html
http://youtube.com/watch?v=KF3lSp18ja4