三重県伊勢市にある和菓子の老舗「赤福」が7月15日より新定番商品を赤福五十鈴川店限定で発売します。名前は「いすず 野あそび餅」。4種類のあん餅が入っています。赤福が新定番商品を発売するのは1911年以来、なんと107年ぶりとなります。

いすず 野あそび餅(画像は赤福提供)
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この「いすず 野あそび餅」は、原っぱなどで野遊びをする子どもをイメージして作られました。中身は、定番の赤福餅であるこしあんの他、白小豆と白いんげん豆ともいわれる手亡豆(てぼうまめ)を合わせた白あん、手亡豆をベースに大麦の若葉を練りこんだ緑あん、そして黒砂糖風味の黒あんの4種類。これがセットになっています。

 緑あんの餅は今回の商品に合わせて10カ月をかけて開発。白あんの餅と黒砂糖を使用した黒あん餅は2017年4月に開催された第27回全国菓子大博覧会・三重で限定発売されたもの(関連記事)。なお、黒あんは江戸時代から明治時代に作られていた赤福餅を復刻したものです。

 「いすず 野あそび餅」は8個(4種類×2個)入りで1箱760円(税込)。こちらを購入したい場合は、店頭での混乱を避けるため、ひとり1箱、かつ事前抽選での販売となります。販売初日の7月15日分については、7月8日に抽選を受け付けます。その他購入方法や販売場所等詳細については、公式サイトの商品ページにてご確認ください。

公式サイト
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http://www.akafuku.co.jp/product/noasobi/

2018年07月09日 09時00分
ねとらぼ
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