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豪雨による農業被害額 25億円余 今後さらに増える見通し
2018年7月9日 21時55分豪雨 影響

先月末以降、各地で続いた大雨や、今回の記録的な豪雨による全国の農業関係の被害額がこれまで把握できているだけで25億円余りに上ることが農林水産省のまとめでわかりました。
農林水産省が各自治体を通じてまとめたところ、農業関係の被害額は、9日午後2時時点で26の道府県で25億8000万円に上りました。

このうち、土砂崩れで樹木が流されたり林道が破損されたりするなど林野関係で18億円、ため池が決壊したり、水田に土砂が流入したりするなど農地や農業施設で6億2000万円の被害が出ています。

また、水稲や野菜が水につかるなど農作物や農業用ハウスなどで9000万円、漁港に流木が堆積したり、堤防が破損したりするなど水産関係で、7000万円の被害も出ています。

ただ、農林水産省によりますと農作物の被害などをまだ十分に把握できていない自治体も少なくなく、全体の被害額は今後、大幅に増える見通しだとしています。