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10日朝早く、大阪・河南町のバス会社の駐車場にとめてあった27台のバスで、エンジンルームの中にあるゴム製のベルトが切られるなどの被害が見つかり、警察は夜間に侵入した何者かがバスを壊したとみて調べています。

10日午前5時すぎ、大阪・河南町東山のバス会社「MK観光バス大阪南営業所」の駐車場で、バスのドアミラーが割られたり、エンジンルームの中にある「ファンベルト」というゴム製のベルトが切断されたりしているのを、出勤してきた従業員の男性が見つけ、警察に通報しました。

警察によりますと被害にあったのは、駐車場にとめてあった36台のバスのうち27台で、9日夜10時半ごろ、従業員が帰宅した際には異常はなかったということです。

駐車場は高さ1.2メートルのフェンスに囲まれていて、扉はありますがカギはかかっておらず、警察は何者かが夜間に侵入し、工具などを使ってバスを壊したとみて、器物損壊と威力業務妨害の疑いで調べています。

警察によりますと、被害にあったバスはふだん地元の学校や病院の送迎で使われていますが、別の車で対応しているということです。

近くの運送会社で働いている40代の男性は「近くでこのような被害があったと聞いて、不安を感じています。この付近は夜になると、人も車も殆ど通らなくなるので、このような事が起きるとは驚きです」と話していました。

07月10日 14時59分
関西 NEWS WEB
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