厚生労働省は10日、西日本豪雨で被害を受けた岡山県からの要請を受け、感染症や公衆衛生対策を支援する「災害時健康危機管理支援チーム」(DHEAT=ディーヒート)を12日から派遣すると発表した。DHEATの被災地入りは初となる。

DHEATは平成23年の東日本大震災や28年の熊本地震での経験を教訓に、同年から保健所や各自治体に勤務する医師、保健師などを対象に研修を始め、今年3月から活動できるようになった。

今回要請があった岡山では医師、保健師、栄養士などがチームとなり自治体や保健所のサポートに当たる。具体的には、感染症対策や食中毒対策に関する助言や支援などが想定されているという。

産経ニュース
https://www.sankei.com/life/news/180710/lif1807100032-n1.html