「上海市燃料電池車発展計画」の概要

2017年6月25日に
吉林省長春市で開かれた第19回中国科学技術協会年次総会で
中国科学技術部長が、
水素を燃料とする燃料電池自動車を、成長戦略の柱に重点的に据える方針を講演したことを受け

2017年9月20日
上海市発展改革委員会、上海市科学技術委員会、上海市経済・情報化委員会が連名で発表した
「上海市燃料電池車発展計画」の概要

短期(2017-2020年)目標
FCVのバスやトラックのテスト普及を積極的に推進し、
水素ステーションを5〜10か所、FCV乗用車模範エリアを2カ所建設し、FCV普及台数を3000台にする。
また、FCV関連企業を100社以上集積させ、
水素エネルギー・燃料電池技術の研究開発センターとFCVテストセンターをそれぞれ1カ所ずつ設け、
関連産業で年間生産額150億元(約2500億円)以上を目指す。

中期(2021-25年)目標
水素ステーションを50カ所建設し、
FCV乗用車を2万台以上、バスやトラックなどの特殊車両を1万台以上にする。
また、国際的に影響力のある完成車メーカーを1社、動力系統企業を2〜3社、コア部品企業を8〜10社育て、
世界トップ3に入る研究開発および公共サービス機関を2社にし、
関連産業で年間生産額1000億元(1兆7000億円)以上を目指す。

長期(2026-30年)目標
上海を国際的に影響力のあるFCV都市にまで育て上げ、中国全土のFCV産業の高度成長をリードする。
また、関連産業の年間生産額を3000億元(5兆1000億円)以上にまで高め、全国の燃料電池商品の多様化を目指す。

野心的な目標であるが

中国中央政府・・つまり、中国共産党と
中国で、全国的にガソリンスタンドを展開している国有石油大手企業
中国石油化工集団と中国石油天然気集団が

全面的にバックアップしている 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)