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被災地 きょうも厳しい暑さに 熱中症に注意を
2018年7月12日 6時10分豪雨

西日本を中心とした記録的な豪雨の被災地では、12日も各地で30度を超える厳しい暑さが続く見込みで、避難所で生活する人や復旧作業に当たる人は熱中症に十分な注意が必要です。被災地では今も地盤が緩んでいるところがあり、引き続き土砂災害や川の氾濫にも十分注意してください。

豪雨の被災地では、11日の最高気温が愛媛県大洲市で34度2分、広島市で32度ちょうど、岡山県倉敷市で31度4分などと各地で厳しい暑さになりました。

気象庁によりますと、被災地を含む西日本を中心に12日も晴れて気温が上がる見込みで、日中の最高気温は、広島市で33度、愛媛県宇和島市で32度、岡山市で31度と各地で厳しい暑さが続くと予想されています。

気象庁は熱中症に十分注意し、特に避難所で生活する人や被災地で復旧作業にあたる人はこまめに水分を補給したり、からだを休めたりするなど対策を取るよう呼びかけています。

一方、気温の上昇に伴って大気の状態が不安定になるため、局地的に急な雷雨が発生するおそれもあります。被災地では、今も地盤が緩んでいるほか、土砂や流木で川の流れが悪くなっているところも多いため、引き続き土砂災害や川の氾濫にも十分な注意が必要です。