他の死刑囚何とも思わないのだけど、井上はさ10代半ばの省察のない危険な純粋さで突っ走って、偶々タイミングと波長が合って、コマになることを由とする、その心理が名状し難い思いをさせるのよ。
三島が書いた奔馬の主人公であるテロリストを想起させる。
三島が生きていたら何とコメントするかねえ。
陥穽は色んな所に潜んでいる。