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20日の「土用の丑の日」を前に、東京税関は11日、成田空港に空輸されたウナギの通関手続きを公開した。

 運搬用の段ボールからおけへ移され、ぬるぬると身をくねらせる様子を税関職員が確認した。今週末ごろが輸入のピークと見込んでいる。

 公開したのは、千葉県成田市の輸入業者「丸勝」が中国から空輸した約1トン。同社によると、今年は国産が不足し、輸入価格は昨年より25%ほど高いという。西勝光治社長(69)は「例年通りふっくらしておいしい」とアピール。手続き後、全国の問屋へ出荷する。

 成田税関支署によると、今年1〜5月の成田空港のウナギ輸入量は約2200トンで、前年同期比で約6割増えた。

2018.7.12 05:00
SankeiBiz
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