エットレ・マヨラナ(Ettore Majorana、1906年8月5日 - 1938年に行方不明)

シチリア島のカターニアに生まれた。数学的な才能にあふれ、ローマ大学の
フェルミのチームで活躍した。1933年に核力の理論として中性子と陽子の交
換力を考え、これはマヨラナ力と呼ばれる。1937年に中性粒子(粒子と反粒
子が同じ)の理論を作り、中性粒子はマヨラナ粒子と呼ばれる。
イタリアで人種法が制定され、フェルミらが公職から追放された1938年ナポ
リからパレルモへ移動する船のなかで行方不明となった。