東京都杉並区の肺がん検診でがんを見落とされた40歳代の女性が、その後、肺がんと診断され、今年6月に死亡していたことが分かった。同区が17日午後、記者会見を開き、事実関係を説明する。

同区によると、見落としがあったのは、区内にある河北健診クリニック。女性は2014年と15年に同クリニックで実施した職場の成人健診で、胸部レントゲン画像に影があったにもかかわらず、異常なしと判定されていた。

さらに今年に入ってからも、同クリニックで区の肺がん検診を受けたものの、異常なしとされ、4月に呼吸困難などで救急搬送された際、胸部レントゲン画像などで異常が見つかり、その際、過去の見落としが判明したという。

区は見落としの発覚を受け、同クリニックで実施した区の肺がん検診の胸部レントゲン画像を調べたところ、2014年9月以降の9424件のうち44件が要精密検査となった。区では肺がん検診を杉並区医師会に業務委託し、同クリニックは検診実施医療機関だった。田中良区長は「あってはならない事故が発生し、大変無念で言葉もない。ご遺族や区民の皆様に深くおわびする」とのコメントを発表した。

2018年07月17日 14時07分
YOMIURI ONLINE
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