https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180719/k10011539831000.html

三重県伊勢市に本店がある和菓子の老舗「赤福」が、明治以来107年ぶりとなる新商品の販売を始めました。

赤福は創業が江戸時代中期の1707年で、伊勢神宮のそばを流れる五十鈴川をイメージした「赤福餅」が
定番の伊勢土産として知られています。

赤福では、過去に期間限定で販売した白あんなどの赤福餅が好評だったことから、新たに、
常設の商品としては明治44年以来、107年ぶりとなる新商品を開発し、今月15日から販売を始めました。

新商品の名称は「いすず野あそび餅」で、定番のこしあんのほかに、白あんや黒あん、
それに大麦若葉を原料にした緑あんなど4色のあんをもちの上に乗せています。

販売は1日500箱限定で、赤福では当面、抽選での販売を続けることにしています。

事前の抽選に当選した大阪から訪れた29歳の女性は「まさか当たると思わなかったのでうれしいです。
友人と食べたいです」と話していました。

赤福直営店課の川口敏恵課長代理は「抽選の倍率も高く非常に人気でうれしい。さまざまな味を
楽しんでもらいたい」と話していました。


「いすず 野あそび餅」
http://www.akafuku.co.jp/product/noasobi/