07/19 20:09 更新
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/210373

 【北斗】19日午後2時半ごろ、北斗市の大野農業高(鎌田一宏校長、278人)グラウンドで体育祭の長縄跳びをしていた1〜3年生14人が熱中症とみられる体調不良を訴え、救急車で搬送された。南渡島消防事務組合によると、生徒は手足のしびれや過呼吸などの症状があったが、いずれも軽症。

 同校によると、生徒たちは同日午前9時から体育祭のためグラウンドにいた。救急搬送後、体育祭は中止となった。

 函館地方気象台によると、この日の北斗市の最高気温は平年値より1・5度高い25度だった。山城誠教頭は「クラスごとにテントを設け、こまめに水分補給を呼び掛けるなど注意していたが、このような事態を招いてしまい申し訳ない」と話した。20日に予定していた球技大会の中止も決めた。