https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180720/1050003166.html

横浜市の保育所で105人食中毒
07月20日 17時57分

横浜市の保育所で園児など105人が下痢やおう吐など食中毒の症状を訴え、保健所では保育所の給食が原因とみてくわしく調べています。
また、猛暑で食べ物が傷みやすくなっているため、冷蔵庫や冷凍庫で管理するなど食品の取り扱いに十分に注意するよう呼びかけています。

横浜市保健所によりますと、横浜市戸塚区の「とつかルーテル保育園」で今月11日から0歳から6歳までの園児102人と職員3人が、相次いで下痢やおう吐などの症状を訴えたということです。

このうち、園児7人と職員2人から病原性大腸菌「O55」が検出されたということです。
いずれも症状は軽く、全員、快方に向かっているということです。
園児らはいずれも今月9日から13日にかけて保育所で調理された給食を食べたということで、保健所は給食が原因の集団食中毒と断定し、20日から当面給食施設の使用を禁止しました。

保健所では食材の検査や調理場のふきとり調査を行うとともに、保育所に対して、調理器具の消毒を徹底するよう指導しています。
また、連日の猛暑で食べ物が傷みやすくなっているとして、冷蔵庫や冷凍庫で管理するなど食品の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。