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関西大北陽高校(大阪市東淀川区)の一部の生徒が、関西大(大阪府吹田市)への内部進学の合否判定に用いられる民間模試で、事前に解答を入手して受験していたことが、関大への取材でわかった。指定されている実施日程より前に解答集が漏えいし、インターネット上で売られていたとみられる。関大は、公平な選考が損なわれる恐れがあるとして、付属3高校からの内部進学者の合否判定方法を見直す方針。

関大によると、関大北陽高、関大第一高(大阪府吹田市)、関大高等部(同府高槻市)の3校の生徒は志望の学部を挙げ、民間模試3回分の結果のほか、内申書などで合否を判定される。今年度初回の模試は6月30日にあり、3校の3年生計約850人が受験。その後、関大北陽高の一部の生徒が、事前に解答を手に入れていたことが判明した。ツイッターを通じて入手したとみられ、解答が校内の他の生徒に渡っていた可能性もあるという。

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2018年07月24日 15時00分
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